はじめに
2026年7月15日(水)から17日(金)にかけてJANOG58 Meeting in MATSUYAMAが開催されます。
JANOGでは毎回、有志により組織されたNOCチームが会場ネットワークの構築・運用を行っています。
JANOG58 NOCでは、ホスト企業のArista Networks様にご提供いただいた機器をもとにネットワークを構築しています。
構築の準備の一環として、2026年6月20日(土)に統合ネットワーク管理プラットフォームであるCVP(Cloud Vision Portal)・CV-CUE(CloudVision Cognitive Unified Edge)のハンズオン勉強会をArista Networks様に開催していただき、NOCチームのAPチームやL2/L3チームのメンバー等が参加しました。
本記事では、体験レポートとしてAPチームの中野がCVP・CV-CUE勉強会の様子をご紹介します。
CVPとは
勉強会の前半では、ネットワーク全体を一元管理する多機能なNetOpsプラットフォーム「CloudVision Portal(CVP)」のアーキテクチャや機能についての講義が行われました。
講義では、設定変更を安全かつ一元的に配信するプロビジョニングの仕組みについて詳しく解説していただきました。特に、デバイスのあらゆるステータスをリアルタイムで中央リポジトリであるNetDBにストリーミング蓄積することで過去の状態にさかのぼって分析できる機能や、UIベースで直感的に設定を作成・展開できる「CloudVision Studios」には、非常に興味を惹かれました。
大規模な会場ネットワークを迅速かつ正確に展開する必要があるJANOG NOCにとって、こうした一元管理の仕組みは非常に大きな助けになると感じました。

CV-CUEハンズオン
後半は、CV-CUE(CloudVision Cognitive Unified Edge)のハンズオンセッションに移りました。CV-CUEは、特にWi-Fi、無線LAN環境の管理・分析に特化したクラウド管理型のプラットフォームです。私たちAPチームにとっては、本番環境の快適なワイヤレス接続を支えるための要となるツールです。
ハンズオンでは、実際に一人ひとりに用意された検証環境のアカウントを使い、ブラウザ上の管理画面を操作しながら様々な機能を体験しました。CV-CUEの特徴である階層構造を持った「ロケーションフォルダ」の作成や、SSIDの設定、2.4/5/6GHzの各周波数帯における無線の詳細な設定を実践しました。
特に印象的だったのは、直感的なダッシュボードのUIです。接続されているアクセスポイントやクライアント端末の状況がリアルタイムでグラフィカルに表示され、一目でネットワーク全体の健全性が把握できるようになっています。

