JANOG56のホットステージが7/25から始まりました!
Arrangerチームの今岡真結世です。今回、研究室の教授に「NOCやってみない」と言われて参加しました!!今回、Arrangerチームに所属することになったので、活動として各チームにホットステージ中の作業についてインタビューしました!!
L2/L3チーム
社会人メンバーの南さんにインタビューしました!!
今岡:どんなことをしてるチームですか?
南:会場のネットワークのルータやスイッチの設定および検証を担当しています
今岡:ホットステージ中の業務の流れはどのような感じですか
南:ホットステージの中の活動内容はDay1では機器の開梱、機器の電源を入れ状態の確認をしました。Day2は機器に対してのConfig の流し込みをしています。今後は、BBチームと連携してピアをはれるか、機器をつなげてネットワークとして機能しているかを確認する予定です。
今岡:今時点で大変だったことや困ったことはありますか?
南:今は特にこまったことは無いです!
今岡:NOCをやってみてどうですか?
南:ネットワーク業界には、技術的なおもしろさだけでなく、さまざまな企業の方と連携して仕事を進められる楽しさがあると感じました。多様な立場の人たちと関わりながら、一つの目標に向かって取り組むことができる点に魅力を感じています。


APチーム
学生メンバーの小林くんにインタビューしました!!
今岡:そもそもAPってなんですか?
小林:インターネットに出るために無線を発するものがアクセスポイント(AP)となります
今岡:どんなことをしてるチームですか?
小林:JANOG56参加者の端末がインターネットに出るために、無線アクセスポイントの設定をするチームです。他にも、WLCの設定や会場内にAPを設置するという業務も行なっています。
今岡:ホットステージ中の業務の流れはどのような感じですか?
小林:ホットステージ中の活動内容は、Day1では機器の開梱、初期化を行いました。APの数が多いので初期化はとてもしんどかったです、、、w。Day2は、CatalystのWLCの設定を行いました。Day3は、WLCを通じて、APに設定を流してこんでいきます。
今岡:今時点で大変だったことや困ったことはありますか?
小林:冗長化が最初うまくいかなかったですが、順調に進んでいます!
今岡:NOCをやってみてどうですか?
小林:普段はなかなか触れることのできない機器を実際に扱える環境で学べるのは、とても貴重でありがたい経験です。感動と感謝、そして感激の連続でした。

Cableチーム
学生メンバーの山下さんと社会人メンバーの鶴田さんに聞きました!
今岡:どんなことをしてるチームですか?
山下:主に配線図/結線表の作成、あと真心を込めてLANケーブルの作成を行っています。
今岡:ホットステージ中の業務の流れはどのような感じですか
山下:ホットステージ中の活動としては、Day1(7/25)では物品確認、ケーブルの切り出しをしました。Day2(7/26)は、切り出したケーブルの成端作業をしています(180本、、、)。Day3(7/27)はお休みです。Day4(7/28)は勉強会を行い、通線ワイヤーの使い方、配線方法を勉強する予定です。
今岡:今時点で大変だったことや困ったことはありますか?
鶴田:Cat 6Aのケーブルの作成の仕方が難しかったり、今はモジュラープラグに(ケーブルの)心線が入らないなど、ケーブル作成に苦戦している最中です。
今岡:NOCをやってみてどうですか?
山下:普段ケーブルを作成したことはなかったので、NOCでケーブル作成をするのがとても楽しいです。これほどたくさんのケーブルを自分の手でかしめる機会はめったにないのでいい経験になったと思います
鶴田:普段の職場では学生さんと接する機会がほとんどないため、今回のように若い人をはじめ、さまざまな人と交流できたことがとても新鮮で楽しかったです。

Serverチーム
学生メンバーの髙橋さんにインタビューしました!!
今岡:どんなことをしてるチームですか?
髙橋:DHCPやDNSなどのサービスを提供する基盤を構築するチームになります。
今岡:ホットステージ中の業務の流れはどのような感じですか?
髙橋:ホットステージ中の活動としては、構築初日はお借りしている機器の開梱、仮想基盤の構築、そしてチームリーダの入木田さんによる勉強会が行われました。二日目は前日の作業の続きとして、OSのインストールからスタートし、午後からはDHCPやDNS、監視といった各種サービスの構築と設定を行いました。三日目には、サーバーをラッキングしたり、全体をつなげた上での結合試験に入る予定です。
今岡:今時点で大変だったことや困ったことはありますか?
髙橋:普段は実機での作業が中心だったため、仮想環境にはあまり慣れておらず、最初は操作や仕組みに戸惑うことが多くありました。しかし、繰り返し触れていく中で少しずつ理解が深まり、今では仮想環境にも慣れて、問題なく使いこなせるようになってきました。
今岡:NOCをやってみてどうですか?
髙橋:検証環境で、DHCPなどのサービスを実際に設定し、OSを操作するなど、学校ではなかなか経験できないような範囲まで作業することができました。さらに、異なるバックグラウンドを持つ人たちと一緒に環境を構築することで、多くの気づきや学びがあり、とても良い経験となりました。

Backboneチーム
学生メンバーの高橋さんにインタビューしました!!
今岡:どんなことをしてるチームですか?
高橋:会場のインターネット提供・BGPの運用、設計をやっているチームです。BGPとは、インターネットのAS同 士を繋ぐプロトコルです。
今岡:ホットステージ中の業務の流れはどのような感じですか?
高橋:ホットステージ中の活動内容としては、Day1では、事前準備機関に作成したconfigを設定しました。Day2では、L2/L3チームとの連携をとってピアをはることをして、午後からはトラフィックの監視のための構成変更、BGPのコミュニティ設定をしました。Day3はその続きとなります。
今岡:今時点で大変だったことや困ったことはありますか?
高橋:ホットステージ中の活動内容としては、Day1では、事前準備期間に仮想環境を用いて作成した configを元に設定しました。Day2では、L2/L3チームと共同で作業しピア会場と堂島間のPeer設定を行い 、午後からはトラフィックの監視のための構成変更(VXLAN)、AS網内のBGPコミュニティ設定を しました。Day3はその続きとなります。
今岡:NOCをやってみてどうですか?
高橋:BGPについては知識がまったくない状態からのスタートでしたが、作業を進めていくうちに少しずつ「今何をしているのか」が理解できるようになり、とても嬉しく感じました。この経験を通して、将来的にはインターネットに関わる仕事にも挑戦してみたいという思いが芽生えました。